複数従業員管理

Odoo POSでは、セッションごと複数従業員 機能を有効にすることで、特定のPOSへのアクセスを管理することができます。この機能を有効にすると、POSにログインできるユーザを選択 し、各オーダに関与した従業員を追跡 することができます。

設定

POS設定 にアクセスしてPOSを選択するか、POSカードの縦長の楕円ボタン () をクリックして 編集 をクリックします。次に、 セッションごとの複数従業員 を有効にし、 許可済従業員 フィールドに許可する従業員を追加します。

POSで複数のレジを有効にする設定

実際に使う

この機能が有効になると、レジ係はバッジ<employee_login/badge>` をスキャンするか、許可された従業員リストから自分の名前を選択してログインし、セッション<pos/session-start>` を開くことができます。

複数のキャッシャー機能が有効な場合に、セッションを開くためのウィンドウ

開いているセッション から別のユーザに切り替えるには、画面右上の社員名をクリックし、リストから切り替える社員を選択します。

レジを別に切替るボタン

また、従業員がPOSにログインするたびにPINコードの入力を要求し、他の人物としてログインできないようにすることもできます。コードを定義するには、従業員 アプリで従業員フォームを開き、 HR管理設定 タブをクリックします。次に、 勤怠/POS カテゴリーの PINコード フィールドに任意のPINコードを入力します。

バッジIDとPINコードを割当てるための従業員フォームの設定。

バッジを使ってログイン

従業員がバッジをスキャンしてログインできるようにするには、バッジIDが割当てられている必要があります。そのためには、従業員 アプリで従業員フォームを開き、 HR管理設定 タブをクリックします。次に、 勤怠/POS カテゴリーの バッジ ID フィールドに任意のバッジIDを入力するか、 生成 をクリックします。

他のユーザに切り替えるには、画面右上のロックアイコン (:guilabel:`🔓) をクリックしてセッションをロックし、バッジをスキャンします。

分析

POSセッションを閉じて記帳したら、総合レポートにアクセスして、誰がセッションを開始し、誰が特定のオーダを処理したかなど、全てのセッションアクティビティを確認します。セッションのレポートにアクセスするには、POSカードの縦三点リーダボタン () をクリックし、 表示 セクションから セッション を選択します。次に、より詳細な情報を見るために特定のセッションを選択し、 :guilabel:`オーダ`ボタンをクリックすると、そのセッション中に発注された全てのオーダのリストが表示されます。

セッションに関係なく、全てのオーダの概要を見るには、POSカードの縦三点リードボタン () をクリックし、 表示 セクションから オーダ を選択します。